ひと目でわかる、大人のチェロ
- 年齢
- 40歳でも70歳でも、遅すぎることはありません。
- 場所
- 自宅で、都合のいいときに。
- 練習
- ほぼ毎日、15〜20分ほど。
- はじめての1曲
- 10分で。本物の曲に合わせて、バンドと一緒に1〜2音を弾きます。
大人がチェロに向いている理由
- 座ったまま、楽に構えられる。 チェロはエンドピンで床に立てて構えます。背筋を伸ばして座れば、腕は自然に動きます。重さのほとんどは、床が支えてくれます。
- 弾きたい曲がある。 映画のメロディかもしれませんし、コンサートで聴いた一曲かもしれません。そんな目標が、最初の数週間を支えてくれます。
- 楽器のサイズが変わらない。 子どもは成長に合わせて何度もチェロのサイズを替え、そのたびに指の間隔を覚え直します。大人はたいてい同じサイズのままなので、覚えた指の間隔をずっと使えます。高いポジションに進むと、あとで間隔は狭くなっていきます。
始めるのに必要なもの
- すぐに弾ける状態のチェロ。何年もしまってあったなら、弦、駒、弓の毛を弦楽器店で点検してもらいましょう。
- 弓に塗る松脂。松脂がないと、弓は弦の上をすべるだけで、ほとんど音が出ません。
- 座面が平らで、しっかりした椅子。弓を持つ右腕を自由に動かせるものを選びます。床がすべりやすいなら、エンドピンの滑り止め(エンドピンストッパー)も用意しましょう。
- スマートフォンかタブレットのtonestro。iOS 15以降のiPhoneかiPad、またはAndroid 8以降でメモリ4GB以上のAndroidスマートフォンで使えます。
こうして始まります
- 座って、構える
エンドピンを引き出し、椅子の前のほうに座って、チェロの胴の上の部分を、胸に軽くもたせかけます。弓の毛を張って松脂を塗り、チューナーで4本の弦のチューニングを確かめましょう。
- はじめての1曲
バンドが一緒に演奏する中、本物の曲に合わせて1〜2音を弾きます。ここまで、だいたい10分です。
- 左手も加わる
第1ポジションの基本の形では、隣り合う指どうしが半音ずつ離れています。指を大きく広げて押さえる形では、指と指の間隔が広くなります。1音弾くごとに、音程が合っていたかをtonestroが表示します。
調べておきたいこと
毎日の練習を続ける3つのコツ
- 手の届くところに置く。 ケースにしまうより、スタンドに立てておくほうがさっと手に取れます。そのぶん、弾く回数も増えます。
- 誰かに聴いてもらう。 友人や家族の前で短い曲を弾くと決めると、練習に目標ができます。
- 手入れは1分で。 弾き終わったら弓の毛をゆるめ、弦についた松脂の粉を柔らかい布でふき取りましょう。
大人の方からよくある質問
50代や60代からでも、チェロは弾けるようになりますか?
はい。耳も手も忍耐力も、何歳になっても伸びていきます。ペースは自分で決められます。最初の2年間の大まかな目安は、チェロの上達期間は、どのくらいですか?で紹介しています。
大人には、どのサイズのチェロが合いますか?
ほとんどの大人は、フルサイズ(4/4)を弾きます。小柄な方や手の小さい方は、弦楽器店で7/8も試してみましょう。
音楽経験がなくても、チェロを始められますか?
はい。はじめての1曲に必要なのは1〜2音だけです。tonestroには、音楽講師が作ったチェロのコースが2つあります。はじめての1曲の流れは、本当に10分で、はじめての1曲を演奏できますか?で説明しています。
子どものころにチェロを弾いていました。もう一度始められますか?
はい。多くのことが、すぐに戻ってきます。たいていは、指の形とヘ音記号の読み方からです。やめたところより少しやさしい曲から始め、指先が慣れるまで数週間みておきましょう。
始める前に、ヘ音記号を読めるようになる必要がありますか?
いいえ。弾きながら、1音ずつ覚えていけます。チェロの楽譜は、書かれたとおりの高さで鳴ります。あとで高い音を弾くようになると、テノール記号も使います。ピアノを弾いたことがあれば、ヘ音記号は左手のパートでおなじみです。読み方はヘ音記号の読み方で紹介しています。
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