ヘ音記号の基本
- 名前の意味
- 「ヘ」は日本の音名でファ。2つの点のあいだの第4線が、ファ3の線です。
- 音名と数字
- 数字はオクターブを表し、ドで1つ上がります(シ2の次はド3)。真ん中のドはド4です。
- 読む楽器
- チェロ、トロンボーン、チューバ、実音の楽譜を読むユーフォニアム、多くの場合はピアノの左手。
- はじめの一歩
- 目印の音を3つ覚え、すぐに楽器で演奏しましょう。
ヘ音記号の音
覚え方とコツ
- 線の音。 下から「ソ・シ・レ・ファ・ラ」。ドレミを1つおきに並べたものです。
- 間の音。 下から「ラ・ド・ミ・ソ」。音の順番さえ合っていれば、自分だけの語呂合わせを作ってもかまいません。
- ト音記号から読みかえるコツ。 ト音記号で同じ位置にある音から、音名を2つ進めます(ミ→ファ→ソ)。シの次はドです。オクターブも変わり、第1線はト音記号ならミ4、ヘ音記号なら2オクターブ近く低いソ2。第2間ならラ4とド3です。
ヘ音記号を読む楽器
- チェロ:開放弦(ド弦、ソ弦、レ弦、ラ弦)の音ド2、ソ2、レ3、ラ3は、下第2線、第1線、第3線、第5線にあります。詳しくはチェロを学ぶをご覧ください。
- トロンボーン:楽譜の多くはヘ音記号で、音ごとのスライドポジションも覚えていきます。詳しくはトロンボーンを学ぶをご覧ください。
- チューバ:楽譜の多くはヘ音記号で、tonestroでは種類を問わず、曲でも理論コースでも、いつもヘ音記号です。詳しくはチューバを吹くをご覧ください。
- ユーフォニアム:変ロ調の楽器ですが、実音で書かれたヘ音記号の楽譜も使います。tonestroでは、2つの記譜から選べます。実音で書くヘ音記号の楽譜と、変ロ調の移調譜で書くト音記号の楽譜です。詳しくはユーフォニアムを吹くをご覧ください。
- ピアノ:楽譜はふつう2段で、多くはヘ音記号の下の段を、おもに左手で弾きます。ピアノを学ぶとピアノの鍵盤とドレミの位置もご覧ください。
ヘ音記号の練習のしかた
- 3つの目印の音
第1線のソ2、2つの点のあいだ(第4線)のファ3、上第1線のド4を覚えます。ほかの音は、図を見ながらこの3つから数えましょう。
- 線から、そして間へ
まず5本の線の音を、次に4つの間の音を練習します。演奏する前に、音名を声に出しましょう。
- すぐに楽器で
読んだ音はすぐに演奏しましょう。チェロならソ2、レ3、ラ3を開放弦で、トロンボーンなら合ったスライドポジションとアンブシュアで、ピアノなら左手で弾きます。オクターブの高さにも気をつけましょう。
- 定期的に、フィードバックつきで
短い練習を定期的に続けましょう。tonestroなら一音ごとに、音の高さとリズムのフィードバックがすぐに届きます。読み慣れるまでは、設定で楽譜に音名を表示できます。
ヘ音記号についてよくある質問
ヘ音記号の線と間には、どの音がありますか?
線は下からソ2、シ2、レ3、ファ3、ラ3、間はラ2、ド3、ミ3、ソ3で、その上にシ3とド4が続きます。下へは、第1線のすぐ下がファ2、下第1線がミ2、その下がレ2、下第2線がド2です。
ト音記号とヘ音記号の違いは?
ト音記号は高い音、ヘ音記号は低い音のための記号です。ト音記号は渦の中心で第2線のソ4を、ヘ音記号は2つの点で第4線のファ3を示します。2つは真ん中のド(ド4)で出会い、ト音記号では下第1線、ヘ音記号では上第1線に書きます。
ヘ音記号の楽譜を、ト音記号に書きかえるには?
音の高さとオクターブはそのままで、五線の上の位置だけが変わります。ヘ音記号の第5線のラ3はト音記号の下第2線に、第1線のソ2は下第6線になります。高い楽器用に1オクターブや2オクターブ上に書けば、そのぶん高く鳴ります。
ヘ音記号が難しく感じるのは、なぜですか?
ト音記号に慣れていると、見慣れた位置に別の音があるので、最初は混乱しやすいのです。目印の音を手がかりに、少しずつト音記号を経由せずに読めるようにしましょう。
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